澁谷恭正と彼を弁護しようとしている人へ[embedyt] https://www.youtube.com/watch?v=u2uU_tvsaBk[/embedyt]
澁谷恭正を弁護し、支援しようとしている人々は、自分の行動について慎重に見直すべきである。果たしてそれは正しい行いなのだろうか。自身の行動を恥ずかしいと感じないのだろうか。私の娘を殺害した犯人は未だに無罪を主張し、虚言を吐こうとする。事実の捏造によって死刑を回避するため、嘘を述べる証言者を買収したかもしれない。もしそれが本当ならば、澁谷恭正に協力的な人々は今一度、良心に問い掛けるべきである。事実が金の力で歪められるようなことがあってはならない。買収された証言者たちは、お金と引き替えに自尊心を売ってしまったのです。人間は本来、目と耳、そして世界に触れることができる手を持った生き物です。多くの人々が、澁谷恭正の残虐性については認識しているはずです。しかしながら、事件についてはまだ明確ではない部分が残されています。そこで私はここで、事件について知る限りのことを説明したいと思います。
澁谷恭正が逮捕された2017年4月14日から初公判が開かれる今年6月4日までのおよそ1年2カ月、私は真実が明らかにされるのを待ち続けてきました。その間、自分の娘の死、そして事件の捜査に関する情報を入手するのが困難でした。唯一知っていることと言えば、犯行時に使われた澁谷恭正の車のナンバーを示す写真、そして学校への道すがら、私の娘を連れ去る現場をとらえた写真でした。ほかには、学校付近の三差路で見守り活動をしていた老婆の証言、私の娘がいかに勉強を頑張っていたかという担当教諭の話でした。娘はもうすぐ4年生に進級するところでしたが、不幸にも、二度と学校に通うことができなくなってしまったのです。すべては、娘の将来を破壊した澁谷恭正による残虐非道な犯行のせいなのです。
事件の公判は2018年6月4日から千葉地裁で開かれ、18日に結審しました。しかし、澁谷恭正の被告人質問を聞いて、言葉にならない気持ちを抱きました。なぜなら澁谷は、事件に関与していないという虚偽の証言をしたからです。澁谷恭正の証言を真っ向から否定する証拠は複数あります。澁谷恭正が乗っていたダイハツムーブの中に付着していた娘の血痕、後部座席から検出された尿反応・・・・・・。座席のシートカバーは引きちぎられ、廃棄されていたのです。さらには、わいせつな行為があったことを裏付けるSM用手足錠やフェイスマスク、絞殺時に使われたとみられるネクタイも車内で見つかったのです。
学校関係者の証言によると、事件が発生した2017年3月24日、澁谷恭正が携帯電話の着信に応答したのは午後12時50分が最初でした。学校の登校時間である同日午前7時57分から午後12時過ぎの間、澁谷恭正はキャンピングカーのある駐車場で目撃されていました。
澁谷の前妻である中国人女性によると、事件発生2日後の3月26日、澁谷恭正は前妻をダイハツムーブに乗せ、空港まで見送りましたが、その際に座席のシートカバーは見当りませんでした。さらに警察によると、4月3日にはドライブレコーダーがフォーマットされていました。それはベトナムで娘を埋葬し、私が初めてメディアに語った翌日のことでした。私はその中で、事件の解決に向けた有力情報を提供するよう、呼び掛けるコメントをしました。澁谷恭正はその報道をどこかで耳にしたのかもしれません。だから翌日、証拠隠滅を図るためにドライブレコーダーのデータを初期化したのではないでしょうか。澁谷恭正の弁護側は公判で、警察が採取したDNAサンプルや車内に付着していた娘の血痕などの証拠について、事件との関係性を否定しました。
ベトナムのことわざで「いくら意地の悪いトラでも自分の子供は食べない」といいますが、澁谷恭正の場合は自己防衛のために娘を利用したに過ぎません。元の妻によると、澁谷恭正との間に生まれた娘は車の中でお漏らしをしませんでした。しかし、警察の事情聴取に対して澁谷は、元の妻の証言とは反対の事実を述べました。車内の後部座席から尿反応が検出されたことを理由に、娘がお漏らしをしたと主張したのです。ところが前妻によると、後部座席のカバーは引き裂かれて無くなっていたので、双方の証言には食い違いが生じています。これに対して澁谷は「前妻は出産後に記憶が飛んでしまい、証言は信用できない」と断言しました。元の妻はまだ35歳の健全な人間です。その彼女の記憶に障害があると言い張った澁谷恭正の証言については、検証されるべきであります。
通学路で澁谷と一緒に見守り活動をしていた老婆によると、事件発生の2017年3月24日、澁谷恭正からは、見守り活動に参加しないと伝えられました。これはつまり、澁谷恭正が私の娘を誘拐し、性的暴行を加えて殺害する計画があったことを裏付けています。別の証言では、私の娘が澁谷恭正の車に乗車し、老婆の家から学校まで行ったことがありました。老婆の家は私の家から12メートルしか離れていません。にもかかわらず公判中の澁谷の証言によると、澁谷と澁谷の娘、私の娘、老婆の4人が車に乗り、老婆の家に1回訪問したことがあったといいます。そして老婆の家の前に車を駐車し、遊んでいたこともありました。澁谷恭正は私の娘とすでに面識があるにもかかわらず、私のところに挨拶すら来ませんでした。老婆も遊んだことについては知っていたにもかかわらず、近所の私たちには一切そのことを話していません。ここにも犯罪の計画性が潜んでいるように感じられます。澁谷恭正は自身のしがない目的のために私の娘に近づこうとしました。子供たちが遊ぶ時、通常は親同士の挨拶や交流があるはずですが、澁谷恭正の場合は挨拶すらありませんでした。車に乗せていたのであれば尚更です。つまりこれは、娘の血痕が、怪我をするか何かでその当時から車内に付着していた、というつじつま合わせの口実でしかありません。
警察によると、娘の胃に内容物が残っていたことから、食後から4時間以内に死亡したとみられています。つまり娘は2017年3月24日正午前に死亡したことになります。澁谷恭正は娘を誘拐し、虐待し、わいせつな行為を強行しました。レイプに相当すると考えられますが、捜査官は「わいせつ行為」にとどめています。澁谷恭正は自身の性的欲求を満たした直後、娘を殺めました。しかしながら未だに、澁谷恭正の無罪を信じ、弁護をしようとする一部の人間が存在しています。私の娘が殺害された事件を報道で知る人々の多くは、澁谷恭正の残虐性に震え上がっていますが、そこまでの凶悪性を指摘しない人も一部にはいるのです。その一部の人々が私のこの手紙を読んだ後、考えをあらためるのではないかと期待しています。これまでのところ澁谷恭正は、同じように非人間的な輩たちとともに、一貫して無罪を主張しています。澁谷はおそらく、金の力でそんな輩をコントロールし、誤った方向に導いているのかもしれません。そのような趣旨で書かれた澁谷の手紙が、ある社会活動家のブログにアップされているのを見ました。そこには、善悪の判断がつかない、冷徹な人間によって発せられた虚偽の言葉が並んでいました。その一つを紹介します。
「ピンクの靴をはいて家をリンさんは家を出ているが 父親は黒いくつをはいて出ているといってケイサツは黒いくつをさがしていた」
この一文だけで、澁谷恭正が私の娘を殺害したことを立証するに十分です。なぜなら、その時に娘が履いていた靴の色まで知っているのは殺人犯しかいないからです。現在に至るまで、その靴は見つかっていません。さらに次の一文は、澁谷恭正が私の娘を誘拐するタイミングを見計らっていたことを如実に示しています。
「リンさん宅周辺は道幅がせまく、1時間に130台以上通行するぬけ道のため路上駐車はムリであるし目ゲキ証言が一つもない」
東京高裁で行われる上告審では、犯罪の計画性、そして澁谷恭正の残虐性が確実に証明されることでしょう。澁谷恭正は反省の気持ちを示さないだろうから、言い渡される判決はやはり、死刑であるべきです。澁谷は人々に多くの苦しみをもたらしました。そして、死刑を求める署名集めのために膨大な時間と莫大なお金を私たちに使わせました。私はこれまで署名活動を続けてきましたが、2018年6月26日をもって終了すると信じていました。ところが、それ以降も続けることになりました。これまでに3回、検察に提出しましたので、今回で4期目になります。一審判決が出されるまで、私は日本の友人たちに多大なる協力を頂きました。しかし、死刑判決が言い渡されなかった今、私はそれが実現するよう、世界中の人々からの協力をお願いしたいと思います。
澁谷恭正を弁護し、支援する人々へ。もしこの手紙を読み終えたのであれば、殺人犯を守ろうとする考えは止めて頂きたい。もしそれができないのであれば、いつか必ず、後悔する日が訪れるでしょう。この世に生まれ、二つの目、二つの耳、そして二つの手を持ち、考える頭脳を持っているにもかかわらず、彼らは間違った方向に導かれる憐れな人々たちなのです。澁谷恭正がこの手紙を読んだとしたら、良心の呵責に苛まれるでしょう。澁谷恭正は邪悪な人間なのでしょうか。なぜ思いやりという心を持てないのでしょうか。
公判で澁谷恭正は自身の病状を明らかにし、目が見えないと証言しました。立ち上がって裁判官に会釈もできないほど視力が低下しているようでした。であればなぜ、澁谷恭正はネット上にアップされたような手紙を書き、無罪を主張する文章を読むことができたのでしょうか。澁谷恭正は、書けるはずのない文字を書き、社会活動家に手紙を送ったことで、墓穴を掘ることになりました。その手紙の内容から、澁谷恭正が私の娘を殺した犯人であることが証明できました。私は澁谷恭正と彼の弁護士たちに、無罪であることを証明するための十分な時間を与えました。私は待ち続けましたが、澁谷恭正は、澁谷恭正がでっちあげた話を耳にするだけでした。公判中の彼の証言は、傍聴した参加者全員を苛立たせました。私自身は、どのように怒りを抑え込んでいいのか分からないほどの感情に苛まれました。澁谷恭正の元の妻、そして子どもたちが同じような状況に立たされたら、恐らく耐えることはできなかったでしょう。真実は常に一つしかありません。白を黒に塗り替えることはできませんし、犯罪をもみ消すこともできません。「天網恢々粗にして漏らさず」ということわざがあるように、澁谷恭正は自身の犯した罪に対する償いをしなければなりません。もし澁谷恭正が最初から真実を話し、反省の念を見せていれば、法による寛大な措置を期待できたのかもしれません。しかし、澁谷恭正が示した無神経極まりない態度からは、死刑以外の選択肢はないと言わざるを得ません。私の娘を殺害した人間は、死刑という厳しい処罰を受けるべきなのです。
澁谷恭正、そして彼を支援しようとする人々に伝えたい。自身を辱めることなく、悔いの無い人生を送って欲しい。もし誰かが惨めな状況に置かれ、あなたの助けを求めているのなら、その人の魂を救うためにできることはすべて行いなさい。その逆もまた然りで、死に値するほどの悪人であれば、決して許すことはなく、処罰しなさい。もし誰かに危害を加え、恐れを抱いて生きていかなければならないとしたら、その罪を償うためにできることはすべてしなさい。
渋谷恭正の死刑を求める署名活動については、以下のアドレスをご参照照ください
極刑フォーム: http://partime.biz/wp/wp-content/uploads/2017/06/tuhinh.pdf
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